この週末は夫の妹夫婦に誘ってもらい、南房総の岩井海岸へ一泊旅行へ行ってきました。 泊まったのは、料亭で板前をしている義弟も太鼓判を押すほどの料理自慢の宿「
ろくや」で、驚くほど新鮮な魚介類を堪能してきました。
手ごろ(というか、むしろ格安!)な一泊二食の宿泊料金にかかわらず、目を疑うほどゴージャスなメニューは次のとおり。
まずは、野菜と海の幸の前菜。サザエのつぼ焼きや、あわびの踊り焼き、タコと冬瓜の煮物、青菜のうに和え、かぼちゃのポタージュ。それからスティック野菜とゴママヨネーズソースとバーニャカウダソース添え。
それから、メインの舟盛りと伊勢えびのお刺身。ひらめの尾頭付きのほか、わらさ、金目鯛、すずき、太刀魚、しまあじ、めだい、かます、しょご(か
んぱちの幼魚)、ぶだい、あじ、などなど、10種類を超えるお刺身は、さすが網元の宿というべき品揃え。どれも新鮮で、それぞれの持ち味を楽しみました。
揚げ物は、えびしんじょとフグのてんぷら。熱々の揚げたてが美味。
迫力満点だったのは、マグロの頭を焼いた兜焼き。
大人の頭ほどもあるマグロのカマは、脂ものっているし、コラーゲンもたっぷりでぷるぷるとろとろ〜。きっとDHAも豊富なことでしょう。食べるときは義弟がプロの技で、目の裏や骨の隙間まで身を取り分けてくれたので、お店の人がびっくりするほどきれいに食べきりました。
その後は、焼いた石を入れて作った粗汁。
目の前で、熱々の石を桶のなかへジュワーーーっと入れるパフォーマンスつきでした。
ごはんは、とろろとお漬物。
ラストのデザートは、抹茶風味のブラマンジェ。
これがまた和食のお店にはありえないほどのおいしさでした。
温泉はクセのないシンプルなお湯で、小さいながらも貸切風呂が複数あって快適だし、また季節を変えて行ってみたい宿でした。というか、食事のためだけにでもまた行きた〜い。
こんなすてきな宿を紹介してくれた義妹夫妻に感謝感謝です。
店名:網元の宿 ろくや
住所:千葉県南房総市岩井海岸久枝494
電話:0470-57-2011