食の雑誌「
ELLE a table(エルアターブル)」とアメリカ大豆協会が主催する、大豆料理セミナーに招待されたので出席してきました。
場所は恵比寿の
エレガンテヴィータナコラのキッチンスタジオ。
ナチュラルフードブームで大豆が注目されるなか、大豆製品を使った健康的で軽やかなレシピを料理研究科の小枝絵麻さんによって紹介するというイベントでした。
メニューは、厚揚げの前菜と豆乳プリン。
厚揚げの前菜は、食べやすい大きさに切ってこんがりと焼いた厚揚げに、アボカド、トマト、きゅうりに、納豆と味噌とレモン汁、唐辛子、バジルを混ぜてかけるという料理。
レシピを考案された小枝さんは、海外生活が長く、このメニューもワインに合わせたもので、納豆が食べられない外国人に大好評だったそうです。
それで食べてみたら、、、たしかにおいしいし、バジルとレモンで香りは消してあるのですが、やっぱり納豆の存在感が〜〜。
納豆好きのわたしはOKですが、納豆が苦手な人にはどうかな?
香りはなんとかごまかせても、やっぱり納豆は納豆なんだもん(笑)
これはやっぱり納豆を入れないで、オクラとかで作ったほうが、何倍もおいしそうだね、と友人と話しました。ただイタリア風の味付けで厚揚げと味噌を食べるのは、とても新鮮でした。
もうひとつの豆乳プリンは、牛乳のかわりに豆乳を使ったカスタードプリン。おもしろかったのはしょうゆ味のカラメルソース。
三温糖と水を煮詰めて、ぷくぷくと泡立ってきたところにしょうゆをたらりとすれば、独特の甘くてしょっぱい、なんだかなつかしい味のカラメルソースができあがります。
豆乳プリン本体のほうは、デザートというよりも玉子豆腐のようにしか思えなかったのですが、このカラメルソースは気に入ったのでぜひ試してみたいと思いました。
でも、こういう独創的な料理を食べると、自分もおもしろいメニューを考えてみたくなります!
料理というのは本当に奥が深いものですね。